脱毛する部位の優先順位って気になりますよね?
気になる部位がいくつかあると、どこから始めてどこで終われば良いのかよく分かりません。
また、今はお金がないので部位を限定したい、と考えている人もいるでしょう。
そこでここではまず、脱毛する部位の優先順位とその決め方を解説します。
参考のために、脱毛経験者に人気の部位ランキングもあわせて紹介します。
でも実は、一部位脱毛してキレイになったら、他の部位も脱毛したくなる傾向が見られます。
追加で部位を増やす人もいますが、最終的には全身脱毛しがちです。
そして大抵は、「最初から全身脱毛にしておけば良かった」と後悔しています。
部位単位での脱毛は料金が割高になる上に、時間も余計にかかってコスパが悪いと、後になって気付くからです。
では具体的にどういう順番で脱毛をすすめていくのがいいのか、時間やお金をムダにしないためにはどうすればいいのかを解説していきます。
初めて脱毛する前にしっかり計画を立てておけば、脱毛部位を重複させずに済みます。
時間もお金もムダにならないので、短期間低コストで満足できる脱毛効果を得ることができます。
脱毛部位の優先順位TOP3
脱毛部位に優先順位を付けるとすれば、以下のようになります。
- ワキ
- ヒザ下
- ヒジ下
この優先順位は、ミュゼプラチナムの調査結果を元にしています。
ミュゼプラチナムの調査によれば、女性の季節別部位別ムダ毛の処理率は上記画像のようになっています。
上記画像をまとめたのが、下の表です。
部位 | 春 | 夏 | 秋・冬 | 平均 |
---|---|---|---|---|
ワキ | 82.2% | 91.4% | 72.8% | 82.1% |
ヒザ下 | 59.6% | 73.5% | 46.2% | 59.8% |
ヒジ下 | 37.3% | 49.0% | 25.9% | 37.4% |
Vライン | 21.3% | 30.0% | 19.9% | 23.7% |
太もも | 18.0% | 28.5% | 13.7% | 20.1% |
ワキ
ワキは季節を問わず、年中通して全身でもっともムダ毛の処理率が高い部位です。
普段から自己処理を欠かしてないって女性は、多いはずです。
カミソリではキレイに剃るのが難しいですし、すぐに伸びてきます。
そればかりか、毛穴のブツブツが目立ったり、カミソリ負けによる肌トラブルも起きやすい部位です。
頻繁な自己処理は肌に大きな負担をかけるので、色素沈着しやすく黒ずみやすいのも悩みの種です。
でもそんな手間のかかる脇を脱毛すれば、面倒な自己処理から解放されるだけでなく、肌への負担が減るので美肌ケアにもつながります。
ヒザ下
2番目にムダ毛の処理率が高い部位が、ヒザ下のすね毛です。
膝の下から足首までにかけての部位です。
ワキほどではないにしても、すね毛は比較的太めで濃いめな毛なので、伸びると結構目立ちます。
スカートをはく機会の多い女性にとっては、自己処理の頻度が高い部位です。
ヒジ下
3番目にムダ毛の処理率が高い部位が、ヒジ下です。
肘から手首までにかけての部位です。
夏でも過半数を下回る処理率ですが、腕を出す機会は意外に多く、産毛でも気になりがちです。
また、自分でも目に付きやすいので、ムダ毛が気になりやすい部位として優先順位が高くなっています。
脱毛部位の優先順位の決め方
脱毛部位の優先順位の決め方は、上記のように実際のムダ毛の処理率に基づくのが王道で間違いが起こりにくいです。
とはいえ、個人でそんなデータを取っている人はいないと思います。
そこでここでは、あなた自身の脱毛部位の優先順位の決め方について、ポイントを解説していきます。
- 自己処理の頻度が高い順
- 露出の機会が多い順
- 個人的に気になる順
自己処理の頻度が高い順
脱毛部位の優先順位の決め方の1つ目は、自己処理の頻度が高い順です。
直近1週間くらいで、ムダ毛処理した部位を思い出してみてください。
それらが、今一番脱毛の優先順位が高い部位、だと判断できます。
お手入れが面倒で大変な部位ほど脱毛するメリットは大きいです。
自己処理の頻度が高ければ、それだけ肌にもダメージを与えています。
脱毛すれば自己処理による肌トラブルも減るので、美肌ケアにもつながります。
露出の機会が多い順
脱毛部位の優先順位の決め方の2つ目は、露出の機会が多い順です。
露出する機会が多い部位はないかを考えてみてください。
人目に付きやすい部位は、優先的に脱毛したい部位です。
個人的に気になる順
脱毛部位の優先順位の決め方の3つ目は、個人的に気になる順です。
脱毛はあくまでも誰のためでもなく、自分のためです。
もしムダ毛が気になって仕方ない部位があるなら、優先的に脱毛して気持ちを楽にしてしまいましょう。
脱毛経験者に人気の部位ランキング
ここまでで、脱毛する部位の優先順位が自分なりにイメージできたんじゃないでしょうか?
もしよく分からないなら、脱毛経験者の脱毛済みの箇所を見て参考にしましょう。
PR TIMESによれば、脱毛経験者の脱毛済みの箇所は以下のようになっています。
- ワキ
- 脚
- 腕
- 手の甲&指
- 顔
- 背中
- 足の甲&指
- うなじ
- 腹部
- お尻
- 胸
ちなみに、脱毛してよかった部位としては、「脇」「腕」「脚」「VIO」が上位に入ります。
満足度の高い「VIO」が脱毛済み上位に入っていませんが、間違いなくおすすめです。
脱毛できない部位
脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術対象になっている部位には、差があります。
とはいえ、上下左右裏表といった分類の仕方が違うだけで、実質的には大きな差はありません。
そんな中で実は、脱毛できない部位があります。
「毛髪」「眉下」「目の周り」「乳輪」「粘膜部分」などです。
脱毛できない理由としては、安全面への配慮です。
施術中は常にゴーグルで目を保護しますが、光やレーザーは目に悪影響を与える可能性があります。
直接当たってしまうと、最悪の場合失明しかねません。
乳輪は肌より色が濃いため、やけどのリスクを避けるためです。
また、粘膜部分に毛は生えないため、できないというより必要がない、が正しいです。
部位別の優先順位に従って脱毛した場合の費用と所要期間
脱毛の優先順位をイメージできたところで、ここでは更に踏み込んで実践的な内容をお話していきます。
もし仮に優先順位に従って順番に脱毛をすすめた場合、費用と期間はどの位かかるのかについてです。
色付きが優先順位の高い部位です。その他は、人気の部位です。
小さな部位 | 脱毛サロン | 医療脱毛クリニック |
---|---|---|
うなじ(襟足) | 4,003円 | 9,495円 |
鼻下 | 2,860円 | 4,708円 |
ワキ | 2,970円 | 1,338円 |
胸 | 6,692円 | 18,970円 |
乳輪周り | 2,970円 | 9,495円 |
お腹 | 6,692円 | 18,970円 |
背中 | 6,692円 | 18,970円 |
ヒジ下 | 6,111円 | 17,045円 |
手の甲・指 | 2,933円 | 6,883円 |
Vライン | 3,392円 | 4,808円 |
Iライン | 4,180円 | 8,945円 |
Oライン | 4,263円 | 7,570円 |
ヒザ上 | 6,967円 | 18,970円 |
ヒザ下 | 6,967円 | 18,970円 |
足の甲・指 | 2,933円 | 6,883円 |
各パーツの料金は、1部位1回単位で契約できる人気サロンや人気クリニックの1回当たりの平均価格です。
希望する回数を掛け算すれば、おおよその予算が把握できます。
ちなみに、回数をまとめて契約するパックプランなら若干の回数割引が利く場合もあります。
そこで問題なのが、何回で契約すべきかです。
脱毛サロンと医療脱毛クリニックでは効果が違うので、それぞれをチェックしておきましょう。
種別 | 回数 | ムダ毛の処理率 |
---|---|---|
脱毛サロン | 6回 | 約40% |
12回 | 約80% | |
通い放題 | 約100% | |
医療脱毛クリニック | 5回 | 約80% |
8回 | 約100% |
自己処理不要になるまでには、脱毛サロンで12回、医療脱毛クリニックでは5回の施術が必要です。
とはいえあくまでも目安なので、更に多くの回数が必要になるケースもあります。
特に熱破壊式系の施術方式はメラニン色素に反応させる依存度が高いため、色が薄く細い産毛には効果が落ちます。
施術間隔はサロンやクリニックによって違いますが、概ね1ヶ月から3ヶ月に1度のペースです。
つまり自己処理が不要になるまでの所要期間は、サロンでは12ヶ月から36ヶ月、クリニックでは5ヶ月から15ヶ月かかります。
もし優先順位に従って1部位ずつ脱毛するなら、通う期間が果てしなくなってしまいます。
ちなみに、脱毛の料金システムの特徴として、部位数が多いセットコースほど1部位当たりの単価が安くなります。
複数の部位を1部位ずつ脱毛していくのは、時間もお金もムダにする結果になることを知っておきましょう。
脱毛プランの種類と特徴
脱毛プランは大きく分けると、「部分脱毛」と「全身脱毛」があります。
部分脱毛は1部位ずつでも契約できますが、「顔脱毛」や「VIO脱毛」など複数部位がセットになったプランもあります。
費用面で言えば、部位数が多く含まれるセットプランほど、1部位当たりの単価が安くなります。
つまり1部位あたりの単価で言えば、パーツ単位での脱毛がもっとも割高で、顔もVIOも含む全身脱毛がもっとも割安となっているんです。
ちなみに各パーツは大きさごとに「S」「M」「L」などに分類され、大きな部位ほど料金は高くなります。
各部位の脱毛は同時並行で受けることは可能ですが、同一部位を脱毛するには一定期間間隔を空ける必要があります。
ムダ打ちばかりになって、効果が期待できないからです。
【まとめ】時間とお金を大幅に節約できる!高コスパな脱毛計画
脱毛部位の優先順位は確かに気になるところではありますが、現実的な費用や期間を考えると、順番に脱毛してはコスパの悪さが目立ってしまいます。
1部位ずつ順番に、なんて思っていた人は、この際考え直すことをおすすめします。
現時点では視野に入っていなくても、最終的には全身脱毛に行き着く人が大半です。
脱毛の快適さを一度体感してしまうと、途中でやめることができなくなるからです。
極論を言ってしまえば、いきなり全身脱毛する方が効率的です。
とはいえ、それではあまりにハードルが高いのも事実。
そこでここでは、脱毛部位の優先順位を考慮しつつ、もっとも効率的でなおかつ経済的な高コスパな脱毛計画を紹介します。
- ワキ脱毛の格安キャンペーン
- 全身脱毛に乗り換え
- 気になる部位だけを追加契約
いきなり全身脱毛から始めても構いませんが、未知のモノに大きな金額を使うことには抵抗を感じます。
ですがワキ脱毛の格安キャンペーンなら、金銭的なリスクを冒すことなく脱毛を知れます。
お店やスタッフさんの雰囲気であったり、予約から施術までの一連の流れ、照射の様子など、あらゆる情報を得ることができます。
その後は部位単位でパーツを増やすのではなく、全身脱毛への乗り換えがおすすめです。
金銭的にも時間的にも、部位単位よりコスパが高いからです。
全身脱毛に乗り換える際には、「乗り換え割」や「学割」を利用すれば割引で料金が安くなります。
ただ、部位によって効果に満足できる回数が違います。
そのため、脱毛の最終段階は部位単位で追加契約するのが理想です。
今はお金がないけど脱毛したい人
今はお金がないけど脱毛したい、って人は、まずは優先順位の高い「ワキ」に絞りましょう。
「ワキ」は格安キャンペーンで受けられるので、経済的な負担はないに等しいです。
その他の部位については、お金に余裕ができたときに全身まとめて脱毛することをおすすめします。
ちなみに、全身脱毛の料金は脱毛サロンの場合、約30万円です。
ローンを組んでの分割払いにも対応していて、月々の支払いを1万円以下に抑えることもできます。
脱毛したい部位が決まっている人
現時点で脱毛したい部位がすで決まっている人は、脱毛経験者が何に後悔しているかを知っておくといいでしょう。
もちろん誰にでも当てはまるとは限りませんが、部位単位で脱毛を進めた大抵の人は、「最初から全身脱毛にしておけば良かった」と後悔しています。
遠回りして時間もお金もムダにしてしまったと、感じているからです。
参考までに言えば、全身脱毛から任意の部位は基本的に除外できませんし、その分の割引もしてもらえません。
つまり、手足の脱毛を終えた後で全身脱毛する場合、脱毛済みの手足を重複して脱毛することになってしまいます。
全身の半分くらいの部位がセットになったプランや全身から自由に部位を選べるプランもありますが、部位の過不足は起こりがちですし、料金は更に割高になりかねません。
いずれにしても、初めての脱毛は「ワキ脱毛のキャンペーン」がおすすめです。