『脱毛の料金システムってわかりにくい…』
そう思っている女性は、きっと多いんじゃないでしょうか?
例えば脱毛サロン同士の比較で、A社は1,990円だけどB社は約10万円など、あまりに大きな差額に疑問を感じてはいませんか?
このような脱毛料金の疑問を解決する鍵は、ずばり【モノサシ】にあります。
脱毛料金を比較する際にはモノサシを同じにしなければ意味がありませんが、実はこのモノサシがバラバラなんです。
特に脱毛サロンでは、都合の良い料金プランやプッシュしたい安い金額しか載せていないご都合主義なケースが多く、特にわかりにくいです。
同じモノサシを使うためには、脱毛の料金システムの基本を知っておく必要があります。
脱毛の料金システムの基本とは、以下の4つです。
脱毛の料金がどういう仕組みで決まっているのかを知ってさえいれば、公式サイトに惑わされることなく、正しく各社の比較ができるようになります。
- ■脱毛の料金システムの基本
- 施術部位
- 契約期限
- 割引プラン
- キャンペーン
これらを踏まえた上で、脱毛の料金システムの仕組みを初心者の女性にも分かりやすくご案内していきます。
公式サイトでは教えてくれない料金システムの仕組みや違いまで詳しく解説するので、脱毛の料金がわかりにくいって方も、モヤモヤした疑問がスッキリ解決するはずです。
モヤモヤが晴れさえすれば、最適な料金プランがどれなのかがわかりますし、どこで契約すべきなのかもハッキリ見えてきます。
また、脱毛の料金システムを知ることで、今まで見えなかったメリットやデメリットも見えてきます。
最適な答を是非発見してください。
脱毛の料金は随分安くなったとはいえ、支出としては大きな金額になります。
金銭面で後悔しないためにも、契約前にしっかり脱毛の料金システムの基礎知識を身につけておきましょう。
まずは、脱毛料金のイロハのイから順に解説していきます。
脱毛の料金システムの基本
脱毛の料金は、いくつもの条件次第で金額が大きく変動する仕組みです。
脱毛の料金システムを理解するために、まずは土台部分の仕組みを把握しておきましょう。
脱毛の料金システムの基本となる仕組みは、「施術部位」と「契約期限」の組み合わせです。
「割引プラン」は、基本的にここから値引きされます。
また、「キャンペーン」だけの特別な料金プランが用意されていたりもします。
脱毛の料金システムと施術部位の関係
脱毛の料金システムで切っても切れないひとつめの要素が、「施術部位」です。
ムダ毛の生え具合は部位によって違いますし、気になるパーツも人によって違います。
そのため脱毛を契約する際には、本人の希望に合わせて施術部位を選べるようになっています。
大きく分類すると、「部分脱毛」か「全身脱毛」です。
また、参考までにご紹介すると、脱毛の料金は施術部位が多いプランほど単価が安くなります。
つまり、部分脱毛よりも全身脱毛の方が、1部位当たりの単価が安い仕組みになっています。
部分脱毛の料金システム
部分脱毛の料金システムは、「1部位単位」か「セットコース」での契約の2種類が基本となっています。
例えば、「ワキ脱毛」だけなら1部位単位での契約、「顔脱毛」や「VIO脱毛」ならセットコースでの契約、といった具合です。
施術可能な部位はどのサロンやクリニックも似通ってはいますが、名称や範囲に若干の違いがあるので確認はしておきましょう。
また、セットコースに含まれる部位もサロンやクリニックによって微妙に違ったりするので、やはり確認はしておくべきです。
全身脱毛の料金システム
全身脱毛の場合、料金システムと施術部位の関係には一見問題がないように思いますが、実は注意点があります。
というのも、全身脱毛の施術部位は基本的に「全身」ですが、必ずしもすべての部位が含まれているとは限らないからです。
特にクリニックでは、「顔」や「VIO」が含まれていない全身脱毛がデフォルトだったりするので注意が必要です。
また、「キレイモ」や「ストラッシュ」などの全身脱毛専門のエステサロンでは「顔」も「VIO」も含まれますが、サロンによっては「顔」は更に「一部」か「全体」かに分かれます。
更に、「ミュゼプラチナム」など部分脱毛専門のエステサロンでは、「顔」が一切含まれていないケースも見受けられます。
全身脱毛の料金を比較する際には、施術範囲の確認も忘れてはいけないチェックポイントです。
脱毛の料金システムと契約期限について
脱毛の料金システムで、施術部位と双璧になっているのが「契約期限」です。
有効期限や保証期間とも言います。
言葉のチョイスがイマイチですが、他に適当な単語が見つからないのであえて便宜的に使っています。
契約期限の選択は、料金だけでなく通い方や施術回数も決定します。
契約期限は、効果や仕上がり具合に大きく影響します。
主な契約期限は、以下の通りです。
- 月額制
- 回数パックプラン
- 通い放題
- 都度払い
「月謝タイプ」と「ローンを組んでの分割払い」です。
脱毛の料金がわかりにくい大半の理由は、月額制にあるとさえ言えます。
それぞれの契約期限について、通い方をはじめとした特徴を詳しく解説していきます。
月額制の料金システム
月額制は、脱毛の料金システムの中でも特にわかりにくいかもしれません。
なぜなら、内容がまったく違う2種類が存在しているからです。
ひとつは、毎月支払いが発生する月謝タイプの月額制です。
月謝タイプの月額制の仕組みは、以下の通りです。
- 契約期限は1ヶ月単位で継続が前提
- 解約を申し出るまで毎月自動更新される
- 支払総額には上限がない
- 1度の施術で全身1回が完了しない
月額制の料金はサロンによって違いますが、千円台から1万円未満です。
また、月額料金が安いほど全身1回完了までの期間が長くなるので要注意です。
月額制は基本的に、全身脱毛で契約する場合にしか選択できません。
月額制で通える部分脱毛は、脱毛ラボの「選べる28箇所プラン」くらいのものです。
もうひとつの月額制とは、ローンを組んで分割払いする月額制です。
ローンを組んで分割払いする月額制とは実は、支払総額に上限がある「回数パックプラン」や「通い放題」にしか見られません。
「月額制」という名称は同じでも契約期限は別物なので、どうしても料金がわかりにくいと感じてしまいます。
「回数パックプラン」や「通い放題」については、この後ご紹介します。
回数パックプランの料金システム
回数パックプランの料金システムは、至ってシンプルです。
契約回数ごとに料金が設定されていて、回数が多くなるほど有効期限も長くなります。
そして、回数に比例して当然料金は高くなりますが、1回当たりの単価は逆に安くなるサロンやクリニックが大半です。
ちなみに、回数が多いほど高い効果が期待できますし、サロンの光脱毛よりもクリニックの医療脱毛の方が高い効果を期待できます。
通い放題の料金システム
通い放題の料金システムは、「期間」も「回数」も無制限で支払総額には上限が設けられているのが基本です。
ですが、注意が必要な「通い放題」「脱毛し放題」「無制限コース」もあります。
「通い放題」「脱毛し放題」「無制限コース」を普通に解釈すれば、「期間」も「回数」も「無制限」だと思いがちですが、実は有効期限が設定されているケースも見られるからです。
通い放題を比較する場合には、「期間」と「回数」が無制限なのかどうかも併せて確認しましょう。
都度払いの料金システム
都度払いの料金システムは、1回ポッキリの契約となっています。
月額性と混同されてしまいがちですが、まったくの別物です。
都度払いでは、継続を前提としていません。
脱毛の割引プランについて
脱毛の料金システムの基本的な仕組みは以上の「施術部位」と「契約期限」が土台となっていますが、これだけでは実践的な比較はできません。
なぜなら、割引プランが考慮されていないからです。
割引キャンペーンのおかげで逆に料金がわかりにくいと感じるかもしれませんが、料金システムの基本さえ抑えておけば、混乱せずにすみます。
脱毛料金の割引の仕組みは、通常料金からの割引が原則となっています。
脱毛の主な割引プランは、以下の5つです。
- 乗り換え割
- 学割
- ペア割
- シニア割
- 友達紹介
- 初月無料
人数や契約回数によって割引額が変わる。
リンリン以外では見かけない。
紹介された友達は料金が割引される。
脱毛キャンペーンについて
脱毛の料金システムの中で、特殊なのがキャンペーンです。
なぜ特殊なのかと言えば、通常プランから独立しているケースが多いからです。
脱毛キャンペーンは主に、初心者の方を対象に実施されています。
そのため、「施術部位」や「回数」が限定されているお試し体験的なキャンペーンが多く見られます。
脱毛キャンペーンと言っても多種多様なので、一度チェックしてみるのもおすすめです。
脱毛料金の支払い方法について
脱毛の料金システムと支払い方法は、一見関係が無いように思えて実はあるんです。
というのも、脱毛の料金がわかりにくい理由に、支払い方法が関係しているからです。
冒頭の、A社は1,990円だけどB社は約10万円という例は、まさに支払い方法の違いでもあります。
公式サイトに掲載されている料金が「月謝タイプ」なのか「一括払い」なのかが分かりさえすれば、一見大きく見える差額に対する疑問にも、納得ができます。
そして、支払い方法を知ることで「月謝タイプの月額制」なのか、それとも「ローンを組んでの分割払い」なのかを判断できます。
解約返金について
脱毛の解約返金についても、料金システムの仕組みが関係しています。
月謝タイプの月額制では、解約しても返金はされません。
1ヶ月単位の契約で毎月支払いが発生するので、返金を受けられる料金を支払っていないからです。
パックプランや通い放題を解約すると返金はされますが、契約期限(保証期間・有効期限)内での解約が条件です。
中でも特に注意したいプランが、期間が無制限の通い放題(脱毛し放題や無制限コース)です。
返金の条件に、期間だけでなく回数も同時に設定されていたりします。
例えば「2年12回」などです。
契約から2年経過するか、もしくは12回の施術を受けた時点で返金はゼロになります、という意味です。
まとめ
脱毛の料金システムについて、公式サイトでは教えてくれない仕組みや違いまで詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
本当に選ぶべきプランはどれなのか、最適な答を発見してもらえたら幸いです。
最後にここで、脱毛の料金システムをまとめておきます。
- 部分脱毛にするか全身脱毛にするか
- 1ヶ月単位での契約か回数での契約か
- 使える割引プランはあるか
- 一括払いか分割払いか
- 通い放題は解約返金に要注意
あくまでも私見ですが、初心者向けのキャンペーンで脱毛した後に乗り換え割を使って全身脱毛すれば、脱毛にかけるコストが一番安くなります。
あとは、手始めにどこを選ぶかです。